どうも、たかひろです!
世間が米津玄師に湧いている中、僕は皆が知らないであろう洋楽を聴いています。中2的な優越感に浸りニヤニヤしております。
さて今回は、僕が大好きなバンドを紹介します。
その名も、”Alice in Chains”。
ちょっと暗く退廃的な雰囲気な曲が多いですが、麻薬的な中毒性を持ったバンドです。今回はそんなAlice in Chainsを知らない人の為に、
- 彼らの簡単な紹介
- とりあえずコレ聴いとけ!的な曲5選
を紹介したいと思います!
(さっさと曲が紹介しろよ!って方は、目次から曲に飛べますので僕の御託は飛ばしてください笑)
Alice In Chainsとは一体何者!?
まずAlice In Chainsという人たちが一体何者なのか、というところから。
- 1987年にシアトルで結成されたロックバンド
- ジェリーカントレル(Gt.)、マイク・アイネズ(Ba.)、ジョーン・キニー(Dr.)、ウィリアム・デュヴァール(Vo.)から成る4人組バンド(旧メンバーにレイン・ステイリー(Vo.)とマイク・スター(Ba.)がいる)
- ジャンルは”グランジ”(Nirvanaとかもここに分類される)
- グランジが人気を極めた1990年代に人気を誇り、全世界で3500万枚のアルバム売り上げを記録
日本であまり知名度が高くないのですが、実はアメリカでは商業的にも成功しているバンドです。
残念ながら人気を極めた時代の旧ボーカル、レイン・ステイリーが2002年にドラッグのオーバードースで亡くなり、一時活動を停止。その後、新ボーカルのウィリアム・デュバールを新たに迎え、新体制で現在も活動中です。
Alice In Chainsの魅力
以下に、何故僕がAlice In Chainsが好きなのかを上げていきたいと思います。
レイン・ステイリーの声
なんといっても、旧ボーカル、レイン・ステイリーの中毒性のある歌声。コレはど定番なんですけど、書かずにはいられません。恐らくAlice In Chainsを好きな人の9割が挙げる理由でしょう。てか、Wikipediaにも書いてあるレベルの情報ですw
後ほど曲を紹介するので聴いていただければと思います。少しねっとりとまとわりつくような感じ、しかしそれでいて嫌らしくない優しい響きというか。
僕もアメリカ留学時代に、とある友人から同じように紹介されて聴き始めました。いや、そんな言うけど別に声の好みなんて人それぞれだろ…とか思いつつ聴きましたが、見事にハマる。。。そんな声です。
こればかりは聴いてみないと分からないと思うので、とにかく聴いてみてください!
暗く退廃的、しかし優しい
Alice in Chainsの曲の全体的な僕なりの特徴を一言で表せば、
「暗く退廃的、しかし優しい」
という表現になるでしょう。
なんかもう全体的に、後悔とか、寂しさとか、どうせ死ぬとか...そんな曲が多い。。。そういうテーマの曲じゃなくても、どことなく暗い雰囲気が漂っている。しかし不思議なことに、その優しい響きに「自分の過去の過ちを許してもらっている」ような気にもなったりします。
僕は人生ハードモードで絶望しきっている時期にAlice In Chainsに出会ったので、見事にどっぷりハマっていきました笑
後ほど曲紹介でもありますが、例えば「Would?」という曲。この曲は自分が間違いを犯してしまったことの懺悔、もしも間違えてなかったら…という後悔の念が、心の奥にずっしり響いて来ます。
そんな感じで、ちょっと暗いけど、敢えてどっぷりと浸かりたい時、許してもらいたい時なんかおすすめです。
おすすめ曲5選!!
お待たせしました笑
ここでAlice In Chainsはとりあえずコレ聴いとけ!的な曲5選を紹介したいと思います!
僕は正直楽器とか弾けないので凄く素人目線での紹介になりますので悪しからず。。。
Bleed the Freak
さてまずは、スタイリッシュでカッコ良い曲から。
なんかレイン・ステイリーが全盛期でノリに乗ってる時代だけあって、声も顔もカッコ良いです!
曲の全体的な解釈としては
“俺たちをかつてバカにした奴らが、今度は血を流す番だ。俺たちはそれを見ててやる”
的な感じで、なかなか良い”リベンジソング”となっています。普段の鬱憤を晴らすのには良い曲でしょう。
No excuses
Alice in Chainsの曲の中でも、とても優しい響きを持つこの曲。暖かくて、とても癒されます。
局の解釈を調べてみたところ、色々な意見があるようです。ジェリーカントレルがレインステイリーにドラッグ辞めろ!的なメッセージだとも考えられています笑
僕としては
「お前が何をしてしまっても、俺は君を助けるよ」
的な解釈が好きです。
暗い曲が多い中でたまにこんな優しいメッセージが来るというギャップ。もうたまらんわw
Man in the Box
コレはAlice in Chainsの曲の中でも定番中の定番。誰もが「Alice in Chainsの曲といえば?」という質問で挙げる曲だと思われます。Alice in Chainsの中で最も有名な曲なので聞いたことがある人もいるかもしれません。
キャッチーなメロディだけど、ちょい不気味なPV。歌詞の表現は結構曖昧なのですが、”Censorship(検閲、表現の規制)”を捕らわれた動物に例えて表現しているのだろうと言われています。
Alice in Chainsを語るにあたって絶対に外せない彼らの代表曲です。ゆるくエモいグランジ感を味わってみてください。
Them bones
短い。そして暗い。ゆえに、Alice in Chainsっぽさが凝縮された曲です。
曲の全体的なテーマは
「人はどうせ独りで死ぬ」
的な感じです。悟った感じを出したい時にピッタリな曲ですね笑
短いのでサクッと聴けて、そのカッコよさに中毒になってしまう曲です。初めての人はこの曲から聴くことをお勧めします。
Would?
最後に、Alice in Chainsの代表曲であり、また僕が一番好きな曲を紹介します。
テーマは”Addiction(中毒)”。ヘロインのオーバードースで亡くなった友人へ宛てた曲との事です。
もうね、切なげな声に”懺悔”とか”後悔”の念がたくさん詰まってるんですよね。もしやってなかったらとか…とか、何故こんな事をしてしまったのだろう…とか。
女々しい曲だと人は言うかもしれません。後悔なんかしても仕方ない、前を向けと、言うのは簡単な事です。しかし、そんなことを言わないでほしい。人は自分で思っているほど簡単に後悔の念と決別はできない。いつまで経っても、あの時こうしていたら...と考えてしまう。そんな彼らの人間っぽさが、優しいメロディの中から伝わってくる曲です。
確かに重いですが、人生ハードモードな時に、あえてネガティブな感情と向き合いたい、どっぷり浸かってみたい人にはおすすめです。
まとめ
Alice in Chainsというバンドの魅力とおすすめの曲を紹介しました。
知っている人からすると「え!?Roosterは!?Down in a Holeは!?Angry Chiarは!!!?」という反応もあるかもしれません。今回の記事は、完全に僕の独断と偏見で選んでおりますので悪しからず笑
米津玄師も確かに良いけれど、こういうあまり誰も知らないであろう洋楽を日本で聴いて優越感にニヤニヤしてみましょう笑