どうも、たかひろです。
今年も大学受験が終わりましたね。受験生の皆さん、お疲れ様です!
受験というのは、必ず成功する人、失敗する人がいるものですが、
この記事は、失敗、しかも、大敗を喫してしまった人に向けたものです。
こんな学校恥ずかしくていけないとか、恥ずかしくて友達と連絡を取れない、と感じている人、そして中には、死にたい… と感じている人もいるでしょう。
人生の節目の大勝負で大敗を喫してしまったわけですから、傷ついていないという人なんていないと思います。しかし、一旦落ち着きましょう。
今回の記事は、普段の留学関係の話題から少し離れて、大学受験で大失敗してしまった人に向けて、この事実の受け止め方と、今後の身の振り方を一緒に考えていきましょう、という記事です。
辛くて辛くてしょうがない状態かもしれませんが、一旦、僕のような失敗ばかりしている人間の戯れ言にお付き合い頂けたら嬉しいです。
気持ちは分かるぜ
お前なんかに何が分かる、と思うかもしれませんが、僕個人としては、大学受験で失敗してしまった人の気持ちは、痛いほどよく分かるつもりです。
何故なら、僕も大学受験に大失敗をしているからです。
どれくらいの大失敗か、というと、受けた学校の中で、一番行きたくないところにしか受からなかった、レベルの大失敗です。ちなみに、浪人もしてますw
それは、死にたくもなりますよね、笑
仲の良い友達は、皆志望度の高い所か、まぁまぁのところに落ち着いたという感じでした。
トドメを刺したのは、僕の一歳年下の妹が、現役で某一流大学に合格した事です。
泣きっ面に蜂とはまさにこの事ですよね。当時の僕の感覚では、友達との集まり、親戚の集まりなど、行くところ行くところで公開処刑されている気分でした。
そんな状態だったので、僕は結構あなた方の気持ちは分かる方だと思いますよ笑
誰の言葉も響かない
こんな状況の時って、あなた方の周りの誰も、適切な声かけなどしてくれないので、誰の言葉も耳に入りません。
当時よく言われたのが、
「大学受験失敗したくらいじゃ、人生終わらないから!」
みたいな系統の言葉でしたが、意味不明でマジウザかったです笑
昔からプライドが高かったので、慰めの言葉をかけられるほど、屈辱的な事はない、と感じていました。
ネットで「大学受験 失敗」と検索しても、正直大した事は誰も言ってない、と思いませんか?笑
「大学受験の失敗なんて大した問題じゃない、前向きに行きてこうぜ!」みたいな感じの事しか書いてないですよね。
誰も大学受験で大失敗をしてしまった人に対して適切なメッセージを伝えられていないと感じたので、僕も僕の視点からメッセージを発信してみよう、というのが、今回この記事を書こうと思った経緯です。
大きな問題だと思う
周りの人はなぜか、受験の失敗なんて大した事ない、みたいな事を言います。
確かに「長い人生での一部分であり、これから起こす数多くの失敗の1つに過ぎない」という考えは一理あります。
でも僕は、受験の失敗の傷は、放っておくと今後の人生に暗い影を落としかねない問題だと思うのです。
例えば、僕の父の知り合い。慶應大学に落ちて上智大学へ行ったらしいのですが、未だに慶應出身の人達にコンプレックスを感じてしまうのだとか。
そのコンプレックスは凄まじく、慶應出身の人達とどうコミュニケーションをとったらいいのか分からないレベル。場合によっては、何故か敵意むき出しのような話し方をしてしまう、らしいです。
また、僕の知り合いの知り合いの話。大学受験で失敗してしまった事が与える心的影響が大きすぎて、仕事盛りの30代なのに、すでに窓際族になってしまっているのだとか。
こんな記事を書いている僕も、実はまだ大学受験の大敗北を消化しきれていないような気がします。
妹を見るたびに、自分は負け組だと思ってしまう感覚。
ちょっと前に話題になった「ビリギャル」のようなサクセスストーリーを聞く度に、「自分は頑張れなかった人間なんだ…」と思ってしまう感覚。
敗北をバネにして頑張れるタイプの性格の人なら良いのでしょうが、僕は違いました。
だから僕はこの受験の失敗の傷は、人生のある時期にちゃんと時間をかけて癒すべきものだと考えています。
やりたい事やろう
どうすれば辛くなくなるのか、という事には、残念ながらしっかりとした回答を差し上げる事が出来ません。
何故なら、僕もまだ分からないからです笑
しかし、一般に失敗というのは時間が経てばある程度冷静なって振り返れるもの。
なので、とりあえず時間の経過を待つために、今はとにかくやりたい事をやりましょう。
映画見まくるとか、旅行に行くとか、車の免許を取りに行くとか… 受験生時代に、受験終わったらやりたかった事を、何も考えずやりましょう。
今はそれでいいと思います。
読書をしてみよう
最後に、僕がどん底の気分から脱却するためにいつも読んでいる書籍や、ネット上の記事を紹介します。
僕の記事だけで生きる希望が湧いて来てくれれば凄く良いのですが、ほかの人の考え方にも触れてより元気になっていってくれたらと思います。
ちなみにここでおすすめしている本は、こちらの記事でもレビュー付きで紹介しています。これらの本についてより詳しく知りたい方は参照してみてください。
また、こちらの「小さな会社★儲けのルール新版」に関しては、Amazon系列のAudibleというサービスで、「聴く」ことができます。一か月無料体験できて、一冊は完全無料で聴けるので良かったらどうぞ。
また「オプションB」に関しては、書評も書いておりますので、参考にしてみてください。
www.longhardroadout.com
病院、カウンセリング、サプリメントを有効に使う
気分の落ち込みがしばらく続くようであれば、カウンセリング、病院、サプリメントを有効に使うのも良いと思います。
気分というものは、なかなかコントロールしにくいものです。
自分の負けをちゃんと受け入れられた、反省もした、新たな目標も見つけ、達成すべく動いている...
ここまでできているのに、受験の失敗で受けたショックのせいで鬱な気分がぬぐえない、ということはあり得るでしょう。
そんな、動くのに邪魔な感情を取り除くのに、病院だったりサプリメントを補助的に使うのです。
特にサプリメントは、市販やネットで手軽に手に入るもので、鬱な気分に効果があるとちゃんとした臨床結果が得られているものが意外とたくさんあります。病院やカウンセリングに比べて敷居が低く、医薬品レベルで効果があるものもあるので、動くのに邪魔な気分を取り除くのには比較的良いと思います。
僕は今でも、セロトアルファというサプリメントをたまに使っています。感覚としては、飲んだ瞬間にスッと落ち着く感じがあるので、よく仕事前に飲んだりしてます。
このセロトアルファ、脳内のセロトニン濃度を高める効果があるということに加え、ビフィズス菌なども入っているために腸の調子を整える働きも同時に持っているとのこと。
カルピスやヤクルトがうつ病に効果があるとされていると同じ原理(ググってみてね、本当に効果あるらしいから笑)で、胃腸にいい影響を与えて鬱気分を抑えることができます。
病院やカウンセリング、サプリメント等は、確かに”気休め”です。特にサプリメントなんかは、鬱な気分に効果があるとされていても、あなたの現状を根本から解決するものではないでしょう。
しかし、「現状を打開するために動きたいのに、感情が辛すぎて動けない」というような、動くのに邪魔な感情を緩和する手助けにはなります。
楽になる考え方
ぼくもこの大敗北をまだ消化しきれていません。
だけど、この「”負け感”が頭をもたげてくる度にいつも考えること」があるので、その考え方を紹介します。
この考え方は失敗を糧にするために役に立ちます。また、今後のどんな失敗後にも、気持ちが楽になると思います。
人間万事塞翁が馬
「人間万事塞翁が馬」ということわざをご存知でしょうか。
https://mizote.info/image/02profile/30kaisetu_jinkan.html
似たようなことわざで、「禍福は糾える縄の如し」とか、「禍転じて福となす」があります。
要するに、この一見最悪な出来事が、後にあなたに良い出来事をもたらすという事です。
僕で言えば、大学受験で大敗北を喫してしまいましたが、その経験を活かして、こうしてブログに書いている。
僕はこのブログを使ってアフィリエイトを行なっているので、この記事が収益に繋がれば、人間万事塞翁が馬、と言えるでしょう。
このように、一見最悪な出来事でも、後にあなたに何かしらの大きなメリットを与えてくれる可能性は十分にある、という事を覚えておくと、少し楽になると思います。
点と点は繋がる
もうすぐ20代になるくらいの年頃であれば、この考え方は聞いたことがあるかもしれません。
人生で起こる出来事は、全て意味があって起こります。その時点では分からなくても、後に振り返ってみると、あの出来事は今に繋がるために必要だったのだ、と感じる事が出来る日がいずれ来ます。
大学受験の失敗という、人生で起こりうる最悪な出来事の1つも、あなたの将来から見たら、必要だから起きた事なわけです。
もうこの考え方はあまりにも多くの成功者が語っているものですが、一番有名なのは、スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチでしょう。
どんな最悪な出来事も、将来からみるとあなたに必要なプロセスなのです。将来あなたが幸せな人生を送っている時に、ふと過去を振り返ると、あの出来事があったから今があるんだと、思える時が来ます。
それが何年先かは分かりません。しかし、点と点は繋がります。必ず。
正負の法則
正負の法則、と呼ばれているものがあります。
良いことがあったら、悪いことが起こる。逆に悪い事が起これば、良い事が起こる。これは、この世の中の摂理とも言うべきものです。
今活躍している芸能人の中には、驚くようなどん底の過去を持っている人達が多くいます。
例えば、有吉弘行さん、阿部寛さん、林修さん…などの過去の話は、有名過ぎますよね。
他にも、J.K Rollingとか、ウォルトディズニーとか、ハリソンフォードとか。
逆パターンで言えば、ベッキーさんとか矢口真里さんとか…かな。笑
今は最悪な出来事が起こったばかりで、なかなかそれを受け止めきれず、その出来事に囚われてしまっている状態だと思います。
しかし、このマイナス分は、いつかきっとプラスの何かが起こり、帳消しになります。それが、自然の摂理だからです。
だから僕は言いたい。
大学受験で失敗して死にたい?まぁ落ち着け、良いことあるって!!