どうも!
今の平昌オリンピックを観てると、ふと東京オリンピックってあと2年後だな〜なんて思ったりします。
そんな東京オリンピックに備えて今から英会話を始めている人も多いのではないでしょうか。
英会話の練習を始めてしばらくすると差し掛かる、英語がなかなか話せるようにならない!と感じる期間。焦りますし、萎えますよね。
今回は、そんなモチベーションが下がる時期をどう捉え、どう乗り越えて行くかについて書きたいと思います。題して、「英語がなかなか話せるようにならない時に持つべきマインドと試したい方法」です。
だるいとは思いますが、これからも英語ペラペラを目指して、緩く頑張って行きましょう!
現状を把握しよう
英語に限らず、何かの上達を目指している時に伸び悩みを感じたら、まずは正しい現状の把握をしましょう。
目指しているゴールにまでの自分の位置を再度確認して、ゴールから逆算をして今何をするべきか、というアプローチです。お馴染みの手法ですが、これは本当に有効。
というわけで、とりあえず現状把握です。
絶対に成長しています
手前味噌な話で恐縮ですが、僕は結構英語が話せていると周りから認識されているっぽいので、留学していた時代に周りからよく相談されていました。
「留学して○ヶ月も経つのに、なかなか英語が話せるようにならないんですよね…」
というような相談です。
話し方からすると、自分がなかなか英語が話せるようにならないどころか、留学当初から全く成長していないと感じている人が多かったです。
そんな相談を受ける僕がいつも思っていたのは、
「いや、正直かなり英語話せるようになってると思うよ?」
という事でした。
あなたが英会話を練習し始めてどれくらいかは分かりませんが、3か月くらい経っていれば正直始めた当初よりかなり話せるようになっているはずなんです。
もし英会話を始めた当初の録音があれば聞いてみた方がいいと思います。あなたは確実に上達していますから。
何が言いたいかとというと、現在、
「頑張ってるのになかなか英語が話せるようにならない、辞めたいわ…」
と思っている人って、まるで自分が全く進歩していないくらいな感じ方をしていて、自己嫌悪に陥っている、という事です。
実際、ほとんどの人はそんな事はないです。成長していますから。
まずは、自分の成長を認識して、これだけやったのか、という自己肯定感を得るところから始めましょう。当初に比べて、これだけ表現を覚えられたとか、What’s up?に対して正しく返せるようになったとか(返しを知らない人は今ここでググりましょう笑)。
それが、正しい現状把握というものです。
理想には遠いという事
さて、そんな自分が全く成長していないという感じ方をしている人達が実際はどんな状態かというと、ただ単に理想からはまだかけ離れている、という状態だと思います。
いわゆる「英語がペラペラ」という定義は人によって違うと思いますが、自分が設定しているペラペラという状態からは遠いのでしょう。
つまり今は、未だに遠い目標に対して、少し進んだだけ、という状態なわけです。本当に少しなので、全く進歩していないように感じられている人もいるのかも。
まだ遠いな… 気が遠くなるな、という感覚になってるんだと思います。
改めてやっておくべき事
さて、現状把握が終わったところで、改めてやっておきたいことがあります。それは以下の2つです。
なぜ英語が話せるようになりたいのか
あなたがそもそも、なぜ英語が話せるようになりたいのかというのを、改めて考えましょう。
ここがあなたがつねに立ち返る部分であり、あなたの気力が落ちている時にあなたを奮い立たせるものなわけです。
そもそもの部分が高尚なものである必要はありません。会社で活躍するできる幅が広がるからとか、そもそも昔からの憧れだったとかで構わないのです。モテたいから、などでもいいでしょう。
モチベーションが下がった時に、折に触れて「そもそものなぜ英会話を始めたのか」を思い出すんです。これができれば、いつまた気力が落ちても復活することが出来ます。
どんな状態になっていたいのか
あなたが目指すのはどんな状態か、改めてイメージしましょう。
英語が話せるようになって旅行でペラペラと話している自分、英語でプレゼンテーションをしている自分…など、当初あなたが思い描いていた自分の姿を今一度鮮明にしておきましょう。
何かに上達するにあたって自分の姿をイメージするのはとても大事なのは言うまでもないでしょう。
オススメなのは、身近な英語が話せる日本人の姿を思い浮かべる事です。日本人、というところが重要です。
日本人といっても、海外に長く住んでいたようなほぼネイティブに近い人達ではなく、あなたと同じような条件からスタートして今は英語が問題なく話せるようになっている人たちがいいでしょう。そういう、自分に近い人たちの方が、自分にも出来る!と明確に思いやすいです。
あなたが得意なことを上達するまでのプロセスを思いかえしてみる
さて、この項目は少し特殊です。
あなたには、何か得意な事がありますか?
なんでもいいです。今まで一生懸命勉強したもの、中学、高校でやっていたスポーツ等々。
そういったものに上達する過程で、何も障害がなく、すんなり目標とするレベルまで上達できたことって今までありましたか?
恐らくないでしょう。
逆に、レベルが飛躍的に上がる直前には、停滞期はなかったでしょうか?
過去にあなたが上達できたもので、停滞期は何を意味していたのか。そしてその停滞期をどう乗り越えたのか、今一度振り返ってみましょう。
英会話にも同じことが言えて、停滞期というのは、あなたが飛躍するための必ず必要なステップなわけです。
過去の同じような体験を振り返ることにより、なんにも進んでいないと感じてしまう時期の意味を見出すことができる... と思います。
なかなか話せるようにならない時の勉強法
さて、マインドの部分はここら辺にしておいて、伸び悩みを脱却する具体的な方法を考えてみましょう。
なかなか話せない状態がしばらく続いているようであれば、今の勉強法、練習法を変える時期に来ているのかもしれません。実際僕は、渡米してからガラッと勉強法を変えてからスピーキングに対してかなり自信が持てるようになりました。
自分の勉強法を見直しましょう。
あなたが目指しているのは、話せるようになる事、で間違いないですよね?
話せるようになりたいのに、まさかTOEICの勉強とか英単語を覚えるなんて事はやってないですよね?
字幕なしで洋画を観たり、英語で日記を書いてみたり… とかも辞めましょう。長期的には効果があるかもしれませんが、「話す」という形でアウトプット出来ていなければ、結局スピーキングには繋がりません。
もう気づいているかもしれませんが、スピーキングは、英語技能の4分野の中でかなり異様です。スピーキングのためだけの勉強法というものが求められます。
話せるようになりたいのであれば、話せるようになるための勉強を自分はしているのかどうかを、改めて考えてみましょう。
以下に、僕が話せるようになるために行った勉強法を書いておきます。
話すため以外の一切の勉強は絶った
僕は渡米した当時、とにかく話せるようになりたくて、話せるようになるための事ばかり考えていました。
幸い留学中の学校の授業もあったので、リーディング、リスニング、ライティングなどは、放っておいても伸びていきます。というか、強制的にやらせられますし。
プライベートで考えていたのは、どうすれば話せるようになるかという事のみ。
というわけで、話すため以外の一切の勉強を辞めました。この決断は正しかったと思います。
英語の勉強は何を目指すかによっては、勉強法は多岐にわたるので、あれもこれもとなりやすいんですよね。
しかし、あなたの目標は、英語が話せるようになる事なわけです。それ以外の技能にあなた特有の理由でプライオリティがあるのなら別ですけど、ここで下手にTOEICとかに手を出すと一生話せるようにならないと思います。
話すための勉強に集中。それ以外は、後から何とでもなります。
会話表現をインプット
本やアプリを使ってある程度会話表現を覚える作業というのは、ある時期にはやった方がいいと思います。
始めてしばらくは、こんなの聞いたことも無い… いつ使うんだろう… というような、いつどこで出会うか分からないような物を覚える感覚に陥る時期もあると思います。
そこは苦しい時期だと思いますが、続けていれば会話の中で、あ、あの本に出てきた表現だ!とか、あ、あの時あの人が言っていたのがここに載っている!という時がかならず来ます。
僕の感覚だと、この時期に突入出来れば、英会話がどんどん楽しくなるし、結果爆発的に伸びます。
僕は、書籍なども使っていましたが、映像付きで学べるスタディサプリ ENGLISHのようなアプリも重宝しました。月額制だったので少し躊躇しましたが、投資だと考えて取り組みました。
スタディサプリ Englishについてはこちらの記事に詳しく書かせていただきました。僕はこのアプリが結構好きなので、熱く書かせていただいたので、ぜひ読んでみてください。
アニメ、映画から面白い表現を抜き取り復唱
上に述べた物だと少し勉強感が出ますけど、あなたの好きな映画やアニメ等であれば、その感覚を和らげる事が出来ます。
僕がやっていたのは、あ、この表現面白い!と思ったものをメモして後に復唱するというものです。
僕の場合は、少しでも楽しくするためにちょっと下品なアニメや映画を観てました笑 詳しくは、こちらを参照してください。
シミュレーション勉強法
ここまでやれれば、間違いなく英語は話せるようになります。この勉強法が僕を英語オタクへと押し上げてくれました笑
とりあえず一つ、会話のシチュエーションを思い浮かべます。
例えば、今回のテストの感想を聞かれた時どう答えるか、とか。
そして、あなただったらどう答えるかを考えて、頭の中で話してみます。
「正直勉強してなかったから、あまり出来なかった、勘でやった」
こう思ったのなら、これを自分なりに英語で置き換えます。
I don’t think I did well, I didn’t spend much time studying for the quiz.
ここまでは出ても、「勘でやった」、という部分が英語に置き換えられなかったりするので、そういう時は調べます(ちなみにこういう時、ネイティブは”I had to wing it”と言ったりします)。
このようにして、自分で会話のシチュエーションを想定して、脳内でトークを繰り広げていくという、結構オタクな勉強法です笑
この勉強法、効果は抜群なのですが、リスクが一つ。
それは、めちゃくちゃ独り言が多くなる事です笑
僕は、英語で独り言いっている自分、なんかカッコいいとか思ってましたけど、まぁやりすぎには注意ですね笑
まとめ
以上が、「英語がなかなか話せるようにならない時に持つべきマインドと試したい方法」でした。
正直、元英語オタクの僕としては、悩んでいる方達へお伝えしたい事があるのですが、まとまったら随時更新していきます。
今は苦しくてもどかしいでしょうが、今この段階にいるということは、あなたは英語ペラペラ予備軍なわけです。そして、停滞を脱するには、やるべきことを淡々とやり続ける以外に方法はありません。勉強全般やスポーツと同じです。
もしあなたに会えたら、あなたと最高に下品な英語で面白可笑しく会話出来ることを願っています笑