世界一無駄な留学

金も時間も無駄にした著者が、人生の敗者復活を目論む

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世界一無駄な留学をしたら、生活がぶっ壊れてニートになった話

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どうも、たかひろです。



当ブログの名前、世界一無駄な留学ですが、今まで何度かどこがどのように失敗だったか、無駄だったかというところに触れて来たと思います。



今回は、その無駄留学がいかに悲惨だったかをお話しさせて頂きます。題して、世界一無駄な留学をしたら生活がぶっ壊れた話です。



一言で言うと、生活がぶっ壊れました笑 留学中に何も考えていないと、最悪こんな状態になるよという事を、自分への戒めも含めて語らせて頂きます。


勉強も英語も出来た


隠しても仕方ないので言いますが、僕はアメリカの大学へ留学中、英語と勉強、両方とも出来る方だったという自負があります。

 

英語は渡米前から夢中で取り組んでいたし、留学中にも継続して努力が出来ました。



勉強面も自分の全力を出して取り組んでいた甲斐もあってか、問題なくついていけました。

 

今思うと、初っ端から英語も大学の勉強も、一生懸命やり過ぎました。

 

留学して一年経った僕が何を思ったかというと、のらりくらりとやっていても英語も勉強も問題ない、という事でした。

 

そうして段々と怠け癖がついて行き、最終的には飲酒をしてから学校に行くという生活を半年間続けましたwww


死にたくなった


僕は留学中2回ほど、死んだ方がマシだと思えるほど苦しい思いをしました



1回目は、日本で一年半ほど付き合っていた彼女と、留学のために遠距離恋愛になった時。



そして2回目は、その彼女と別れ、かつその3日後に交通事故を起こした時です。

 

当時の彼女は僕の全てだったので、彼女と別れて、おまけに交通事故でお金も失うという事は即ち全て以上のものを失うという事でした。

 

その後、何もやる気が起きなくなりました。

 

学校はいかなければいけない。やりたくないという思いとは関係なく、行かなければいけない事は分かっている。

 

でもとにかく行きたくない。

 

体が動かない。

 

何もしたくない。痕跡を残さずこの世からいなくなれればどれだけいいか。

 

そんな抜け殻にお酒だけ詰め込んでなんとか学校に行くみたいな生活を半年間続けました。

 

当時の僕が、ネットで検索していたワードはこんな感じ。

 

「人生のどん底 苦しい」

「人生のどん底 いつ終わる」

「苦しい 死にたい」

「神様 助けてくれ」

「神様 俺を殺してくれ」

 

… うわぁw



一応言っておきますが、今は何とか就職し、無気力な体にムチ打って仕事に行けるくらいには回復しました。時がある程度は解決するものですね。

 

立派なニートに成長


そんなぶっ壊れた生活を送るのがいやになり、逃げるように帰国。留学当初、英語も勉強も余裕と言っていた自信に満ちた学生は、見る影もありません。

 

帰って来てからどうなったかというと、立派なニートに成長しました。



そう、あのニートです。



何年も前から社会問題として扱われているのにもかかわらず、一向に減る気配のない、あのニートです



Not in Education, Employment, or Training、略してニートです。

 

留学を終えた自分がまさかニートであるとは夢想だにしませんでした。



留学をして、ただの英語を話せるニートになって帰って来たという、本当に笑えない話です




誰とも会わず、何もせず、ただ夜になったら酒を飲むという虚しい生活。精神的に何か出来る状態でもありませんでしたし。まぁ今では、いい療養期間だったと捉えてます笑



そんなニート期間中に、懺悔やら自分への戒めやら、ついでにメッセージでも届けられたらなと思い、このブログをはじめました。



初期の記事は、もう本当に精神的に腐っているのが文章からにじみ出てますw


世界一無駄な留学をして学んだ事


僕はこの留学を、世界一無駄な留学と呼んではいますが、やはり自分の人生のなかでは意味はありました。

 

というのも、生活がぶっ壊れたおかげでいろいろな事を学び考えたからなわけですが、留学する人にとって大切なことは何かといったら、このブログで折に触れていっているあれです。



それは、将来のビジョンを描く事



人生何が起こるかわからない。計画など立ててもその通りに行くかどうかなど分からないし、むしろひょんな事柄に左右されて道が決まるなんて事の方が多い。

 

生活がぶっ壊れるまではそんな考えで生きていました。



でもそれは、ただ単にモラトリアムを延長する言い訳に過ぎません。

 

僕は、自分の将来に対して向き合うのが怖かっただけでした。



目的地を決めず、ただただ漂流している人に、ひょんな事柄など起こりません。

 


目的地が決まるから、ルートが決まる。つまりやることが決まる。そしてその過程で、いい人たちとの出会いやら、いい仕事との出会いがあったら、そこでまた考えて方向を決めればいい。



しかし、その目的地をしっかり考えていないと、いつまでたってもルートが決まらず、進みだすことがありません。




将来、どんな人に囲まれて、どんな仕事をしていたいのか。どんなところに住み、どんな家族を作りたいのか。



留学していた時に僕はこの辺の要素を、「酒が飲めて彼女がいれば幸せだ」くらいにしか考えてなかったんですよね笑

 


あなたの留学が、どうかただのモラトリアムの延長にならないように願っています。


まとめ


普通だったら、留学をして学ぶ事って、異文化に触れられてこう感じた、とかだったり、日本とは違う環境で自分で行動できるようになった... のようなものだと思います。

 

しかし、無駄な留学で生活をぶっ壊してしまったおかげで、僕の場合は人生レベルでの教訓を得ました

 

回顧録的な記事になってしまいましたが、みなさんはどうか、留学で生活をぶっ壊さないようにお気をつけてくださいね笑