どうも、たかひろ(@LongHardHell)です!
英語辞めるとか言っておきながら、英語系の記事を書いております笑
というのも、英語を辞めるとなると、本格的に辞める前にどうしても発信しておきたいことが思いついてしまうわけです。
今後もたまに、思いついたように英語系の記事を書くことがあるかと思いますが、ご容赦下さい。
さて今回は、
「僕が留学する前に知っておきたかった、”留学をして英語を勉強する”ということ」
をテーマに書かせて貰いました!
過去にもちょいちょい書いていますが、まとめ的に書かせて貰いました。
僕自身、留学をして、英語を勉強するにあたって目からウロコな事がたくさんありましたので、その部分を共有し、みなさんが留学生活で上手く立ち回れたら良いなと思います!
話せなくても暮らせる
僕もサンフランシスコに留学をしていましたが、気づいたことがあります。
それは、
「留学って実は、英語が話せなくても乗り切れる」
という事実です。
まぁ確かに、全く話さないわけにはいきません。
空港やらショッピングやらをやろうと思ったら、事務的な会話というのはどうしても発生しますからね。
しかし、その事務的な会話以外で英語を発話する状況が自動的に発生するか?と言われたら....
自分から英語を話す環境を求めない限り、英語を話す環境は発生しづらい可能性もあります。
部屋に閉じこもり、語学学校で授業が終わったらすぐに帰り、日本人とだけつるむ…という生活をすれば、英語の発話なんてとても少ない日常になります。
「いや、せっかく留学行ってるんだから、そこまで意識低い日常にはならないでしょ…?」
と思う人もいると思いますが、せっかく留学したのにこんな生活をしている人の、なんと多いことか。
しかも、それで問題なく日常は過ごせますからね。
英語圏に留学するからといって、英語が堪能でなければ乗り切れない場面なんて、意外と少ないわけです。
留学したのに話せるようにならない、というのは、ここに起因すると思います。
自分の目標を、到達したい地点を、つねに念頭に置いて行動する
「あなたはどうして、留学をしたかったのか?」
「留学をして、何を達成したかったのか?」
常にこの質問を自分に投げかけ、自分が目指していたゴールを頭において生活するようにしましょう。
でないと、”意外に英語話さなくても生きていける”環境に甘んじてしまいます。
注意して欲しいのは、英語面での目標設定として、
「現地で生活できるレベルの英語力を身につける」
というゴール設定です。
なぜこのゴール設定がまずいかというと、先程から話しているように、
“意外に英語話さなくても乗り切れる”から
に他なりません。
目標設定はなんらかの数字や人物などを具体的に思い浮かべる必要があるでしょう。目標設定の基本ですね!
単語は捨てろ、文法が命
色々考えたけど、多分留学であれば、この方が良いと思います。
(留学する目的にも寄りますが…)
意見はいろいろと分かれるかとは思いますが、僕は、単語は覚えない派です。
英語ができる人で、”単語覚えない派”はとても多いです。
なぜ文法学習に重きをおくかと言うと、
- 単語より覚える事項が少ない
- 最初にやっておかないと、後々悲惨w
からです。
上で話したように、留学は、
「意外と英語話せなくても乗り切れる」
そして
「英語が下手でも乗り切れる」
のです。
「下手な英語でも、一生懸命身振り手振りをもって伝えたら通じた!」
なんて経験を繰り返すと、その経験に甘んじて、
英文法など一生やらなくなりますからね笑
僕みたいなニート気質のある人間だったら、やりません笑
確かに、英文法をしっかり学んでいなくても、英語は伝わります。
しかし、はっきり言って、その英語は、下手です!笑
「それで良い、下手でも一生懸命やれば英語は伝わるんだ!」
って事を証明しに留学行くのなら良いのですが、かっこよく話せるようになりたいという願望が少しでもあるのなら、文法はやった方が良いでしょう。
英語が上手く聞こえる人でも意外と…
留学経験あっても、英語を教えられるレベルで身につけている人は少ないです。
「うわぁ、この人、発音キレイだなぁ〜… 何年アメリカにいるんだろう… え、もう3年もいるの??ネイティブと対等に話してるよ… うわぁすげえ、こんな人に敵いっこないわ…」
って人でも、よくよく聞いてみると、文法よく分かってないんだろうなっていうのは見て取れるようになります。
僕が留学してた時、同じ寮に引っ越してきた女の子が、最初すごく英語が上手くてビビっていた事があります。
しかし、よくよく聞いてみると、
「Then, my another friend told me...」
とか、
「Do I look like drunk?」
とか、流暢な英語で自信満々に言ってたりします。
あら、意外にそうなのね、って感じでした笑
(*どこが間違っているかは、本記事の一番下参照)
こう考えると、留学しても英語講師になれるほど英語に関しての造詣を深める事が出来る人は、あまり多くありません。
むしろ、身振り手振りで留学乗り切れる事を覚えてしまったり、文法テキトーでもネイティブ風に話す事を覚えてしまうので、英語面での知識の向上は止まる可能性もあるでしょう。
「英語の講師」になれる能力って、改めて貴重だな、と思った次第です。日本だったら一生食っていけますよ。
”単語学習”は、ただの逃げ
単語学習好きには、あまり耳障りのよくない意見を言わせていただきます。
もちろん、いろんな意見があると思うので、賛同できなかったら仕方ないです。
僕は、留学において、単語学習は、ただの逃げだと思ってます。
だって、留学ですよ?そんなしょうもない、いつでもできることしてどうするんですか?
単語学習は、勉強をした気にさせる効果があります。
一週間で、TOEFLに出る単語を100個覚える→一週間後にテストする→全問正解!!
確かに達成感はあるでしょう。知識としては増えているかもしれません。
しかし、そんなに備えても、出なかったらどうするんですか?
基本的に単語学習って、効率が悪い(と思う)。
まるで、世間知らずな女の子が、いつ出会うかわからない白馬の王子様、自分が作り上げた理想の完ぺきな男性が自分を迎えに来てくれることを信じて、備えるみたいな感覚です。
男だったら、よりみじめですよ。そんな奴、一生童貞ですよw
いつ出会うかわからない単語に備えるみたいな童貞みたいな勉強法を、いつでもできるのにをあえて留学でやる意味がないと思うのですよ。
だったら、外出ましょう。生きた英語に触れて、文脈の中で単語を覚えましょう。
TOEICは目的ではなく、結果にするのが理想的
留学において、TOEICは、”目的”ではなく、”結果”にする事が理想的かと思われます。
TOEICは英語力に関するリスニングとリーディングのスキルを「評価する」ことには役立つが、TOEICのための勉強がビジネス英語力の向上に役立つようには思えない。結局のところ、TOEICのスコアはあくまで結果であり、目的にはなりえない、というのが私の意見である。
TOEICの勉強は、相当退屈である。仕事や遊びを犠牲にしてまで取り組める内容だとはとても思えない。また、TOEICに出てくる問題やシチュエーションと、実際に自分の仕事で成果をあげることに関係する部分は、それほど多いとも思えない。なぜなら仕事は千差万別であり、TOEICはその最大公約数のようなものだからだ。
(中略)
おそらく、発音、文法、ボキャブラリーの基本的なところがおさえられているのが、730点レベルだと思われるが、その先はTOEICの勉強よりは、むしろ、自分の仕事に関係することだけに集中して英単語や表現を覚えたほうがよいだろう。
幻冬舎「残念な人の英語勉強法」 山崎将志/Dean R. Rogers著 P64,65より引用
英語に関してあるあるが、
「TOEICできても英語話せるとは限らないが、英語がしっかり話せる人がTOEICをやるとかなり出来る」
という事です。
最近はアメリカ、フィリピンの語学学校とかでも、TOEICの点数アップを目指酢ためのカリキュラムなんかもあるみたいですね。
しかし、個人的な感覚として、
「TOEIC点数アップ目的で留学をするのは、ちょっともったいない!」
と思ったりします。
TOEICちょこちょこ勉強するくらいにしておいて、あとは留学でしか出来ない
“フィールドワーク的な英語学習”
をして、英語を体験的にインプット、アウトプットをしていくことが良いと思います。
そのインプット量が圧倒的であれば、TOEICの点数は自ずと上がっていくわけです。
ただ、もしTOEICが500点以下の場合、、、
それは残念ながら、
シンプルに英語ができない
だけですので、机に向かってお勉強をしましょう!笑 体験的に覚えるとか会話とか言ってる場合じゃないですよ!
独学は命!独学挟んで行こう!
留学をすると、自動的にアウトプット出来る環境が増えていくと考える人は多です。
それは確かにそうなんだけど、ぶっちゃけ思っていたより増えないです。
また、せっかくアウトプット環境に恵まれたのに、思うように話せないので、その時間ではあまり練習にならなかった…なんてことが、ものすごく多い。
結局、アウトプット量は周りの環境に依存するし、自ら求めてその環境に行ったりしても、自分がついていけない話題だったり…とかして、練習にならないんですよ。(リスニングはできるけど)
そんな時にやるべきなのが”独学”です。
こんな調査があります。
バイオリン専攻の学生を三つのグループに分けた。第一のグループは、将来世界的なソリストになれるほどの実力を持つ学生たち。第二のグループは、「すぐれている」という評価にとどまる学生たち。第三のグループは、演奏者にはなれず、バイオリン教師を目指す学生たち。そして、全員に時間の使い方について同じ質問をした。
その結果、グループごとに驚くべき違いがあることが判明した。三つのグループが音楽関連の活動にかける時間は同じで、週に50時間以上だった。課題の練習にかける時間もほぼ同じだった。だが、上位の二つのグループは、音楽関連の時間の大半を個人練習にあてていた。具体的には、一週間に23.4時間、一日当たり3.5時間。それに対して、第三のグループが個人練習にあてる時間は一週間に9.3時間、一日あたり1.3時間だけだった。第一のグループの学生たちは、個人練習をもっとも重要な活動と評価していた。
2013年 講談社 スーザン・ケイン/古草秀子 訳 「内向型人間の時代」102Pより引用
留学をしていて分かる共通点。
それは、話せる人は、独学している、ということです。
独学してる人は、すぐに分かります。
レベルが全然違うからです。
何となくアウトプット環境にいて、慣れてきたからそれなりに話せるようになって… を繰り返すだけの人と、
アウトプット環境だけに頼らず、自分んの直近の発話を振り返ったり、映画などから使えそうなフレーズを仕入れてシャドーイングしたりしている人
の違いは、すぐに分かります。
これ、僕が留学経験者だからすぐに分かるというわけではなく、、、
皆さんも肌で感じると思います。なにせ、差が圧倒的過ぎるので。
ちなみに、自分だったらどんな独学をするかは、こちらの記事にまとめています。
最近だったら、スタディサプリEnglishの充実度が半端なく高いです。よほど気に入った映画などを見つけない限りは、スタディサプリEnglishを使うかなと思います。
良く学び、良く遊べ!!
せっかくの留学です。
とにかく、よく学び、よく遊ぶのです。
まぁ僕も出不精なので、家の中にいたい気持ちはすごく分かります笑
しかし、比較的好きなことをしに、なるべく外に出てみましょう。
僕の場合は、筋トレが好きだったので、ジムによく行ってました。
筋トレを通じて自然とネイティブの仲間も増え、一緒に筋トレをし、コミュニケーションも学びました。
あとは、旅行をしてみるとか。
旅行なんて、英語が学べて学べてしょうがないですよ笑
僕はラスベガスに、ミニツアー付きの旅行に行った事があります。
バスガイドさんは当然英語です。僕は密かに、バスガイドさんが話していることをシャドーイングをしていました笑
自分の趣味を使い、外とのコミュニケーションを取ってみましょう。
この記事の最初の項目でも言いましたが、留学は、意外に英語を使わなくても乗り切れてしまいます。
しかしそれは、「意識しなければ」の話であり、
自分から意識的に英語に触れに行けば、英語を学ぶ環境としてこれほど最適な環境はないんですよ。
留学しても英語は話せるようにならない、特に語学留学は意味がないとか言われてますが、自分から意識的に動けば、決してそんなことはない、というかむしろ、効果は抜群ですよ。
まとめ
「僕が留学する前に知っておきたかった、”留学をして英語を勉強する”ということ」
- ”意外に英語を話さなくてもよい環境”に甘んじるな!
- 単語はやるな、文法をやれ
- TOEIC730点以上であれば、TOEICの勉強は離れろ!500点以下なら会話とか言ってないでガチでやれ!
- 独学しろ!一人でシャドーイングとかやって、寝ても覚めても英語つぶやけ!
- 自分の趣味の分野で外界と接触しろ!外に出ろ!
*1: Another=an+other。a、the、this、that、these、those、some、anyのような”不定冠詞および冠詞相当語句”とmyなどの所有格は、一つの単語に二つは使えません。my a friendとかa my friendのようには使えないのと同じ。my another friend だと、friendという単語にmyとan両方使っていることになるので、文法的に正しくない。
なので、単純にanを落とす"my other friend"が一つ目の正解。
ちなみに、こういう「所有格も冠詞も一緒に使いたい場合」だと、「不定冠詞および冠詞相当語句+名刺+of+所有代名詞」の語順になります。なので、"another friend of mine"が二つ目の正解。
*2: 動詞Lookは、SVC文型を作ることができるので、lookの直後に補語を取ることができる。(be動詞やbecome,sound,seemなどの動詞と同じ)
補語は形容詞なので、
”Do I look drunk?"
が正解。
わけわからなかったらすいません!