どうも!仕事全然休めないたかひろです。絶賛七連勤中です。
人なら誰しも、もっと若いうちにやっておけば… と思う事はありますよね。
やっと重い腰を上げて、長年やろうと思っていたことを始めてみた。だけど、同い年くらいの人達でそれを長くやっている人達には大きく差をつけられている。そんな時、「もっと若いうちからやっておけば、今頃は俺も…」と感じずにはいられないわけです。
中には、「今更やっても、何年か頑張ってやっとみんなの何年か前になるだけだ」みたいな感覚に陥り、行動せずに終わってしまう人達もいます。
僕は現在20代後半なのですが、「もっと前からやっておけばなぁ…」と思う事なんて腐る程あります。 ブログもそうですし、もっと将来のことを考えておけば… とか、あの時もっと経済学の勉強をしておけば… とか。
そんな、「もっと若いうちにやっておけば良かったこと」とアンケートを取ったら、必ずと言っていいほど上位にランクインするのが「留学」、そして「英語」です。
今回は、現在留学するとか、英語を勉強すると選択できるのにもかかわらず、なかなか重い腰を上げられない人達へ、行動するため、あるいは後悔しないためのメッセージを送りたいと思います。
なぜみんな、大人になってから後悔するのか?
「留学」、そして「英語」は、必ずと言っていいほど、「もっと若い時にやっておけば良かったと思う事」アンケートで、多くの人が挙げるものです。
このうち、英語の方は比較的分かりやすいですよね。
多分皆さん、仕事で「英語を使う機会って意外と多い」事をどこかのタイミングで思い知るんでしょう。
学生時代に、将来のために英語をやっておく必要性を特に感じなかったりとか、何となくの苦手意識とかで、もう本当に、「何となく」やらずに過ごしてしまった。
しかし、仕事を始めてしばらくすると、自分が従事している業界で英語ができるとできる仕事の幅が広がったり、チャンスを得られたりする機会が意外に多くある事を知り、「若いうちにやっておけばなぁ…」となるわけです。
留学の方も、ランクインすることが多いですね。これはどのタイプの留学を想像しているのか分からないんですけど、みんなの声としては、
「社会に出てから必要性を感じた」
「自由な時間がある若いうちに経験しておくべきだった」
というように、留学経験はどこかで役に立ちそうだし、時間のある学生時代にやっておくべきだった、と思っている人が多いようです。
社会人になって、大体の人は会社に縛られて生活している。20代後半から30代くらいになってくれば、お金もそこそこある状態になりますが、しばらく海外にいく時間なんて取れない。かくして、「もっと若い時にやっておけば良かった…」という感覚を持ったままそのまま社会人生活を送ることになるわけです。
この感覚って、ちょっと辛いですよね。
生きていくのに必要ではない、だが…
いろんな記事で書いていると思いますけど、留学も英語も、日本で生きていく上で絶対に必要かといわれたら、そうではないわけです。これだけグローバル社会とか叫ばれてる昨今ですが、日本で英語が必須になる事なんて本当に来るのか?なんて思っちゃうほど、意外と要らない笑
英語が喋れる人は年収が高い傾向にある、という統計は有名ですが、それは単なる相関関係です。単に英語が喋れるから年収が高いのではなく、年収が高い人を調べてみたら英語が話せる人が多かった、というだけの話で、英語が話せなくても年収が高い人なんて大勢いるわけです。英語が話せなくたって、仕事はできるし、金持ちになる方法なんてたくさんある。社会人になってから、年収が上がるかもしれない、という理由だけで英語をやるというのは、なかなかの愚か者です。(かつての僕ですw)
しかし一方で、英語はあったらあったで役に立ちます。
最近思うのが、英語話せる人が浅草とか築地みたいな外国人に超人気な観光地へ行けば、プラカード持って突っ立ってても職が成り立つな、という事です。
あの辺の地理に精通すれば、案内1時間2000円とか取れます。時給2000円。おまけにそういう働き方だったら税金なんて取られないし笑
日本で英語が話せるという事は、それくらい稀有な能力なんです。
単純にドヤれますし、モテますし笑
それに、英語はある程度できれば食いっぱぐれません。僕の見立てでは少なくとも、この先15年くらいは。
僕は英語は自分の中で納得するレベルには達したので、正直いつでも英会話学校、塾講師、予備校講師だったら、いつでもなれる自信があります。手前味噌で恐縮です。
と言うわけで、英語というスキルは日本において、あったらあったで役に立つ、やっておいて良かったな、とは思えるスキルです。
実際に社会に出てみて、英語あまり要らない仕事に就いていますが、こんな仕事でも使わなくはない、という感じです。
生きていくという事だったら、必須ではではない、しかしどこかで必ず役に立つ。自分は英語多少できるので、英語というスキルに対してはこんな感じのとらえ方ですが、20代後半~30代になって、これをうらやましいという人が多いのでしょう。
無駄かもしれない、けど…
さて次に、留学も英語も、あなたの人生において無駄かもしれない、だから躊躇してしまうという問題です。
まぁ計画を立ててる段階では、無駄だと感じてしまう人も多いですよね。
たとえ留学をしても、英語を勉強しても、失敗してしまうかもしれない。留学をしても、数々の失敗パターンの1つになってしまうかもしれない。英語も、思ったより身につかないかもしれない。たとえある程度身についたとしても、使わないかもしれない、とか。無駄になってしまう可能性があるものって、極力やりたくないのが人情ですよね。
僕自身も、このブログのタイトル「世界一無駄な留学」が象徴する通り、留学の経験が無駄になってしまったな、というキャリアを歩んでいます。
英語に関しても、もっとこの能力を活かせる職場はあります。今でもまぁまぁ使っている方ですが、もっと僕のこのスキルを活かせる場所はある、と感じながら働いています。自分で言うのもなんですが、宝の持ち腐れ、みたいな感覚は少しはあります。
しかしこの後悔の感覚は、留学をしたこと、英語を勉強した事に対してではなく、その後の自分のキャリアの繋げ方が間違っていた、と言う事に対してあるものです。
だから、留学という選択肢を選んだ、英語を勉強するという選択肢を選んだ、と言う事に関しては、何も後悔はしていないんですね。
ていうか、そもそも留学をして後悔した、英語を勉強して後悔した、なんていうやつは僕の知る限り1人もいません。
無駄かもしれない、あなたがキャリアを歩んでいくにあたっては、そんなに必要無いかもしれない。だけど、まず間違いなく後悔はしない。留学と英語って、そういうものです。
後悔しない選択肢を選ぼう
僕は、あなたが留学をしようがしまいが、英語を勉強しようがしまいが、どっちでもいいんです。
留学も英語も、生きていく、という観点からみたら、本当にどっちでもいい。仕事をするとか、お金持ちになる、という観点から見ても、どっちでもいい。
留学と英語は、たしかに僕の人生を変えました。何も後悔していません。だけど、留学と英語以外が人の人生を変える力がないかというと、それはもちろん違うわけです。
ただ、自分の後悔しない選択肢を選んでほしい、ただそれだけです。だから、留学をせず、英語を勉強しないで過ごしてしまった事を後悔している人が多いよ、と参考までに言っているだけなんです。
例えば僕は、英語教育系の仕事はいつでもできるだろうから(こんなこと言ったら全国の英語教師の方たちに殺されそうですが)、今そこそこ若いうちに何か他の仕事をしておこうと思い現在の人財派遣の仕事をしています。
正直、英語教育に携わる仕事をした方がお金ももらえただろうし、イージーだったと思います。
しかし僕は、そのキャリアにちょっと違和感を覚えました。素晴らしい仕事だと思うし、その道でお金をもらう方法などたくさんあるでしょう。しかし、あえて違う道で、新たな可能性を開拓する道を選びました。
後悔に関してよく言われていることがあります。
「人は、やったことに関してではなく、やらなかった事に関して後悔する」と。
本当にその通りです。これはあなたの今までの経験から分かるでしょう。
やりたいな… とか、今のうちににやっておくべきかな… とかいう感情を抱きながらやらずにいたら、数年後間違いなく後悔します。
やらないのであれば、自分の将来のビジョンと照らし合わせて、将来に必要ないだろう、やる時間は無駄だ、自分の考えを整理した上でやらない事を決断するレベルじゃないと、将来の後悔は避けられないと思います。
ちゃんと考えた上でやらない、という選択をするなら、後悔は少なくできるでしょう。もちろん、やるという選択をしてちゃんとつづけられたなら、後悔はないでしょう。
英語も留学も、あなたのその後のキャリアへのつなげ方を間違えると、無駄になってしまうかもしれません。だけど、上手くすればキャリアアップにつながります。
この辺を踏まえて、そして自分の将来の事を考え、自分の後悔しない選択をしましょう。