世界一無駄な留学

金も時間も無駄にした著者が、人生の敗者復活を目論む

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死ぬほどの恋だった留学遠距離恋愛を経て学んだ、別れる理由と教訓

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(最終更新:2019/2/3)


どうも、たかひろ(@LongHardHell)です!


今回は、「死ぬほどの恋だった留学遠距離恋愛を経て学んだ、別れる理由と教訓」と題しまして、留学中の遠距離恋愛について話させてもらいます。



このテーマ、はっきりいって書くのがすごくいやだったテーマです。理由は二つあります。



一つは単純で、すでに多くの人がこのテーマで書いていて、検索上位に上がるのが難しいだろうという打算的な理由です笑(←2019/2/3日現在、この記事は「留学 遠距離恋愛」のキーワードで1位~2位をさまよっている状態です。読んでくださっている皆さん、感謝!です!)



そしてもう一つは、このテーマで書くに至って、自分の留学中の遠距離での失敗と向き合わなければいけなくなり、それが死ぬほどつらいからです。



自分の人生最大の後悔です。結婚したかったくらいですし。振り返るのは、本当に、死ぬほどつらいです。



しかし、今後皆さんにこのように辛い思いをしてほしくないですし、何より自分の懺悔という意味で今回書かせていただきます。



今回書くのはあくまで失敗例ですので、皆さんには反面教師にしていただきたいと思います。


僕の留学中の遠距離恋愛

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僕には、留学する前に日本で一年半、そして留学してからの遠距離で一年半付き合った彼女がいました。トータルで3年です。



僕は彼女の事が大好きで、留学する直前は本当に行くのが嫌で、空港で大泣きしました。実際に留学してから約一か月、鬱になりました。もうね、これは本当につらかったです。留学してから速攻で酒浸りになりました笑



その辺に関することは、こちらの記事でも書いています。もしよかったら読んでみてください。

www.longhardroadout.com



そんな状態でも、二か月すれば慣れ、遠距離の状態でも一年は順調に続きました。



一年後に再開した時は、お互いにまた泣いてしまいました笑



しかし、そこで変化が起きました。なんと彼女もアメリカへ留学することになったのです。



しかし、彼女が留学する場所はボルチモア(ニューヨークの近く)、一方僕はサンフランシスコです。



なんと、彼女が留学してもまだ遠距離の状態になってしまいました。



とは言っても、一応近くはなったので、お互いに喜んではいました。実際に僕が彼女の留学先へ旅行へ行き、これからはもっと会えるねと言い合っていましたから。



その状態でもしばらく続いたのですが、安定期に入ったという実感からか、僕のほうが段々と連絡を疎かにしていきました。




彼女の誕生日の時も、僕はなんと他の女の子と出かけていて(ただご飯を食べただけですよ)、電話をするのも忘れました。クズですね、ほんと。




その時にはすでに、彼女は同じ寮で仲良くしている男がいる状態でした。僕はそのことを知っていましたが、「まぁ俺から離れていくことはないだろう」とのんきに構えていて、全く気にしていませんでした。



ある時、彼女と電話をしていると、彼女の様子が変だということに気が付きました。素気なくて、僕の話すことにもほぼ全く関心を示してくれませんでした。そのことがきっかけで喧嘩をし、約一か月連絡を取りませんでした。



一か月後に連絡をしたところ、向こうはもう以前から仲良くしていた男と付き合っていている状態でした。




僕が、もう一度やり直そうよと言っても、ただ一言、



「戻れないって言ってるじゃん!!!今までどれだけ我慢してきたと思ってるの!?」


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頑なでした。なんというか、僕にもう呆れて愛想が尽きているという感じ。
ここからしばらく、ふられた男特有の女々しく連絡をし続けるという状態が続きます笑




そして、どんなにやり直そうといっても無駄だと悟り、僕は結局彼女を連絡を取るのをやめました。これが、僕らの遠距離の終わりでした。




いやー笑 これは今書いていているだけでも死にたくなりますね。今よく生きてるなと思います笑




ちなみに余談ですが、フラれてから3日後、僕は友達の車を運転して交通事故を起こしました。無保険だったので、40万くらいになりました。今思えば普通に自業自得ですが、もう本当に、神はいないのかな、って感じでした。そして、二回目の留学鬱になりました。死にたくなりました。


失敗した理由

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ここまででなんとなくわかると思いますが、僕が遠距離恋愛を失敗した理由は以下の通りです。


1. 安定期に入り油断した


遠距離し始めの頃、「よし、何がなんでも続けるぞ!」と、お互いに気合いが入っていました。もうそれこそ、遠距離乗り越えて、結婚するんだ、くらいの感じです。




しかし、人の気持ちとは不思議なもので、2ヶ月、3ヶ月と経つことに段々と遠距離という状態にも慣れてしまい、最初の頃の気合いが薄れていってしまいました。



1年後に再会してしばらく一緒に過ごし、また遠距離に戻るという時には、またその気持ちが再燃したのですが、結局また同じように気合いはうすれ、挙句の果てに誕生日の連絡をすっぽかしました。



心のどこかに、「遠距離の状態でもうこんなに続いているんだから、きっとずっと続くだろう」という、根拠のない自信があったのでしょう。そして、それは脆くも崩れ去りました。




男女の交際は、何が起こるか分からないものです。側から見て順調だった人達も実は離婚寸前の状態だった、って事も珍しくないわけですから。最近だと、船越英一郎と松居一代みたいな笑



時間が経つと誰でも油断するものですが、何とかお互いに「気にかけているよ」サインを送るのを忘れないようにしましょう。用がなくても話すのです。誕生日じゃなくてもプレゼントを贈るのです。


2. 会う頻度が少なすぎた


遠距離恋愛中、会えたのは結局約30日間だけです。




1年半の間で、30日間。




これって少なすぎですよね。



正直、もっと会いに行く努力をしようと思えばできました。ただ、やはり上に挙げたようにもう大丈夫だろう感があったので、たまにでいいか、となってしまいました。




別れた今となっては、「もっと会いたかったな」と心の底から後悔です。




実際に会えば、「やっぱりこいつとずっと一緒にいたい!!」とまた気持ちが再燃するので、その機会をもっと多く設けるべきだったかなと思います。




留学中の遠距離恋愛は物理的に距離がすごく離れているので、国内での遠距離恋愛のようには行きませんが、それでも何とか半年に一回くらいは、お互いに時間を作ればできない事もないかなと思います。できるなら、やりましょう。僕のように後悔する前に。


3. 男の影に気づいても対策を打たなかった


よく、男の浮気は遊びで、女の浮気は本気、と言います。これって、本当にその通りなんですよね。



実際に彼女は、僕に警告を出していました。誕生日すっぽかした時に、僕に「私にあの男を選ばせないで!!」と言ってくれていました。言うなれば、どんなに不義理をしても、彼女は僕を信じて手を差し伸べてくれていたのです。



大好きだった彼女にここまで言わせて何も対策を講じなかった僕は、本当にアホです。



ここまでのアホは滅多にいないと思いますが、男って結構そんなもんだと思います。



女性は、常に男のことを考え、あらゆる策を講じているから、別れる時は結構スッキリしていられるんです。全てを尽くしても別れてしまったのだから仕方がない、という感じで。


一方男は、自分がその女に常に全力を尽くしたかと聞かれれば、たいていのやつは「いや、そんなでもないな… 」となるのです。たいていの男は、釣った魚に餌をやらないですからね笑



結果、男の影があっても対策を打たず、別れてその男のところに行くとなったら途端に女々しく「行かないでくれぇ!!」となるのです。



遠距離に限らず、これは痴情のもつれの黄金パターンだと僕は思います。



男の影を感じてからだと正直遅い気もしますが、よっぽど浮気症の女性じゃない限り、ギリギリ挽回できると思います。




男の影を感じたら、手遅れになる前に速攻で対策を打ちましょう。一生分の後悔をする前に。


遠距離恋愛で学んだ事


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僕は留学中の遠距離恋愛で、今後の恋愛観を大きく変動させる経験をしました。



僕が散々痛い目を見て、鬱になる原因を作った遠距離恋愛で、学んだことは以下のことです。

1. パートナーに精神的に依存しすぎない


僕が鬱になった主な原因はこれだと思います。



僕は、なんだかんだ言って、彼女にめちゃくちゃ依存していました。



留学直後に鬱になったのもそうですし、寝取られてから鬱になったのもそうですが、やはり彼女に精神的に頼りすぎていたというのが大きかったと思います。



自分はそうじゃないと思っていても、なんだかんだで彼女は離れていかないと思っている人ほど、こういう傾向が強いのではないでしょうか。というか、そういう人ほど自分の状況に気づきません。



変な話、付き合う時には、別れる時のこともある程度視野に入れておくべきだと思いました。若いと何も思わないでしょうが、付き合っている状態でも、段々と年を重ねるにつれて、お互いの嗜好の変化やキャリアへの意識みたいなところで、いつ別れるか、本当にわからないんですよね。




一番ダメなのが、別れる事を想定していないがために、今彼女がいる状態に安住して次の恋愛になかなか移れないパターンです。ていうか、僕がそうです笑




投資の世界でいうリスク分散ではないですが、普段から次の恋愛にも移れるように自分を磨いておくか、ストレスのはけ口を見つけておくのがいいんだなと悟りました。




幸せを1つの籠に盛ってはいけません。その1つを失ったら、幸せはを全部失うからです。普段から、自分の幸せはパートナーとの生活だけに限定しているのなら、即刻改めた方がいいと思います。分かれた時のことを考えておくか、ほかのストレスのはけ口を見つけておきましょう。



2. 好きだけじゃうまくいかない


10代後半から20代前半まで、恋愛は愛情さえあればどんな事さえ乗り越えていけるもんだと思っていました。




でも、現実はそんな精神論だけでは上手くいかず、具体的な方法論が必要だなと悟りました。まぁこれは、遠距離に限ったことではないですが。



実際に僕たちは、お互いの事が本当に大好きでした。でも、彼女の働きかけに僕が応えられず、一生後悔するような結果になりました。



気持ちとか気合いだけじゃ上手くいかないということは、皆さんも勉強や部活、仕事などあらゆる面で体感したことがあると思います。それは、遠距離恋愛でも同じです。




遠距離を乗り切るには、精神論だけではなく具体的な方法論が必要です。遠距離になる前に会う日を決めておくなり、プレゼントをサプライズで送ったりとか、いろんなことができると思います。この記事を読んで反面教師にして、パートナーと一緒に遠距離になる前に考えて欲しいと思います。



3. 愛している事を行動で示す

女性は常にやっている事だと思うので、あまりこの教訓は意味はないかもしれません笑 男性は必読です。




僕は上で言ったように、安定期に入ったと勝手に思い、完全に油断しました。誕生日も無視しロクにプレゼントもあげず、舐めきった態度を取っていました。まぁ、男あるあるですかね。




何でもそうですが、気持ちは、ちゃんと行動で示さないと伝わらないんですよね。



僕は最近職場でよく言われています。頑張る気持ちを行動で示してくれと笑 当然、今は職場での評価は低いです笑 



頑張る気持ちがあっても、行動にそれが見えなければ意味がないのです。


僕は、気持ち的には、彼女の事が大好きでした。しかし、行動面が伴っていなかったがために、彼女には伝わっていなかったのでしょう。それが彼女の不信感へと繋がり、結果別れることになりました。




今この記事を読んでいる方たちには恐らく「本当に彼女の事が好きだったの?」と思っている人は多いでしょう。僕の行動面を考えれば、そう思って当然だと思います。




こんな恋愛初心者が学ぶような事に、僕は人生最大の別れを通じて気づきました。逆に言えば、こんな初歩的な事を2年、3年、それ以降もずっと続けるだけで、大好きな人とは続く可能性は高まります。




愛している事は、行動で示しましょう。


まとめ

以上が、僕が留学中の遠距離恋愛で分かれた理由と学んだことです。書いているだけでも死にそうになったので、書くのを何回も中断しながらも、何とか書きました笑 



遠距離恋愛は、するだけでも辛いですが、別れるともう死んでしまいたくなるほどつらくなります。僕は、このダメダメな遠距離恋愛で、一生分の後悔をしました。この後悔はいまだ僕に暗い影を落としていて、ふとしたときに思いだすと死ぬほどつらいです。



学んだことはたくさんありますが、やはりうまくいくのが一番いいです。暗い話になりましたが、皆さんは、このリスクと、それを乗り越える覚悟をもって遠距離恋愛に臨んでください。



離れていても精一杯パートナーを愛しましょう。