どうも!
なんだかんだでブログ更新できているたかひろです。正直今月はもう仕事が忙しすぎてあまり更新できないんだろうなぁ...
さて今日は、「留学先としてちゃんと自分に合った場所を選ばなければいけない理由」です。
学校でも職場でも、自分がちゃんと「ここは自分の居場所だ!」と思える場所を選ばなければ、長期間大変辛い思いをするか、もっと悪い場合は途中で辞める、っていう事になりかねません。
あなたの数ヶ月、数年間を左右する大事な決断です。じっくり考えるようにしてください。
今回は、ちゃんと選ばないとどうなるかとに焦点をあてて書いていきたいと思います。
ちゃんと選ばないとどうなるか
まず最初に、ちゃんと自分にあった場所を選ばなかった場合どうなるかという事を書きたいと思います。
極端な例と思われる部分もあるかもしれませんが、決して他人事ではないので自分もこうなる可能性があるという事を意識してほしいと思います。
自分のレベルよりも下の場合
まず1つ目は、留学先が自分のレベルよりも下の場合です。
「いやちょっと… レベル低くないかな…」という感覚を抱きながら授業を受け続ける事になるわけです。
まぁこれはつまり、比較的イージーに学校生活を進められるわけですが、このケースで注意しないといけないところは、怠け癖がつくというところです。
「なんか物足りないような気もするけど、まぁ簡単だからいいか笑」みたいな感覚を持ちつづけて過ごしていると、油断しまくります。
油断するとどうなるかというと、いつの間にかにリカバリー出来ないほどに成績か悪くなっている、みたいな事態に陥ります。
油断して、宿題ろくにやらない、遅刻もするしたまにサボるみたいな事を繰り返している間に、コツコツやる学生たちにも差をつけられ、1日2日じゃ追いつけないレベルの勉強量が生まれ…って事になります。
かといって、真面目にやったって周りよりも簡単にいい成績が取れちゃうのでつまらないわけです。
かくして、優秀なのに努力しない、挙げ句の果てに中退までしてしまう生徒が生まれるわけです。
あまり無いようで実はかなりよくあるこのケース。今までもみなさん、周りで見た事ありませんか?
僕の高校の同級生などで、高校時代は授業よくサボったりしてるのになんか成績がいい奴らなんかは、みんな大学受験で失敗していたり、大学で二、三留くらいしたりしてます笑
これが、自分のレベルに合っていない場所で過ごすことの弊害です。
自分のレベルよりも高すぎる場合
逆もまた然りで、自分よりもレベルが高すぎる場所に行ってしまうというのも考えものです。
「やべ、今のところ分かんなかった…」っていう時も、周りは理解しているので恥ずかしくて周りに聞けず放置してしまったりしちゃうわけです。
当然ついていけるようになるわけもなく、いつしか腐って学校へ行かなくなったりする人が出てくるでしょう。
それならまだ良いのですが、真面目で思いつめてしまう人だった場合、誰にも相談できずに、最悪の場合、死を選ぶなんて人も、冗談じゃなく本当にいますからね。
UCLAなどのスーパー名門校へ行った人などで、授業についていけずに自殺してしまう人って例年出てますから。本当に。
これもまたレベルの合わない場所へ行くことの弊害でしょう。
自分の居場所に関する研究、記述
職場うつの研究が面白い
自分に合った場所という事に関して、こんな研究もあります。
ベルギーでの職場うつに関する研究です。詳しくはこちら。
頭が良すぎる人はうつ病になりやすい―ベルギー研究|「マイナビウーマン」
簡単にまとめると、その仕事や職場が求める以上の学歴を持っている人は、仕事へのモチベーションを保ちにくく、鬱になりやすい、という内容です。
立派な学歴があるという事自体は、努力した証拠です。しかし、その学歴を得るまでの努力が仕事ではあまり活かされなかったり、成果に繋がりにくかったりすると、「今までの努力はなんだったんだ…」と感じてしまいやすくなるのでしょう。
こんな感覚を持って日々仕事をしている人が、「ここは自分の居場所だ!!」と思えるはずはありません。
僕がこの研究に関して思う事は、学歴うんぬんは置いておいて、やはり「自分の能力を活かせる場所だ、自分のやりたい事がやれる場所だ!」みたいな感情を持てない、明らかな違和感がある場所で過ごすのは、不幸に繋がるんじゃないのかな、という事です。
「うつヌケ」という本から
また、僕の場合が最近読んだ本の中でこんな事が書いてありました。
そこまで畑違いで無理のある転職だったのに、がむしゃらに頑張って入社早々成果をあげてしまった - ここからボクは永い永いうつトンネルに入っていったんです
心の奥底にある「こんな仕事は自分には向いていない」 - という思いにフタをして、もっと頑張らねばと自分のハードルを上げてしまった
引用元:田中圭一「うつヌケ~長いうつトンネルを抜けた人たち~」
このことからも分かるのは、やっぱり「ここが自分の好きな事が出来る場所だ!」っていう感覚が持てないと、うつになりやすいという事です。
留学でも仕事でもそうだと思うのですが、
「なんか違うけど、高いお金を払ってきているし…」
とか
「なんか違うけど、ここを辞めたら生活に困るし…」
とか思って、なんとか頑張っちゃう事は、真面目な人は出来ると思うんです。だけど、そうやって自分の気持ちを騙しているのは、やはりよくない。その先にあるのは、どうやらただの不幸な感情にまみれた日常のようですから。
言い切っちゃってる本
極めつけには、これまた僕が最近読んだ本の中にこんな事が書いてありました。
私は、「人生で最大の不幸は、自分の居場所を間違うことだ」と考えています。
引用元:本田健「決めた未来しか実現しない」
言い切っちゃってます笑 でも僕ももう本当、この通りだと思うんですよね。
自分のレベルや趣味嗜好と照らし合わせて、「なんか違うな…」って思った時は、やっぱりそこから抜け出して、ちゃんと「自分の場所へ行く」ために行動するべきかなと思います。
留学先で違和感がある時は
以上の理由で、自分の居場所話だと感じられるところで過ごすのは重要だという事は重要なわけです。
ただ、行く前にどれだけ調べておいて、「ここだ!!」と思えても、やっぱり実態は行って見なければわからないわけですよね。
なのでここでは、行った後に「思ってたんと違う…」となってしまった場合の事を考えてみたいと思います。
半年は頑張ってみては?
僕の提案で無理強いするわけではないのですが、個人的に半年というのが、環境を移るかどうかを決断してもいい目安の期間だと思ってます。
というのも、その環境は今はとてつもなく嫌かもしれませんが、あなたが今後好きになって行く可能性だってゼロじゃないんですよ。
学校でも仕事でも、「なんだよこんなとこ…」って最初は思っていても、周りがいい人達で尊敬する人に出会えたり、今やっている事が「意外と面白いかも」っていう感じで魅力を見いだせたりっていう事って、結構あるじゃないですか。
もし本当はあなたにとっていい場所なのに、判断が性急すぎてそこを離れてしまうのはとてももったいない。
なので個人的には、半年間、ちゃんと判断ができるようにその場に居続けて、やるべき事と正面から向き合うっていうのがいいのかなと思います。
まぁでも、吐気がするほど今の環境が嫌ですぐにでも辞めたい!!っていう感情があるのならば、それはもう限界だと思うので、そんな時は今すぐ手を打った方がいいでしょう。
離れることを決めた時
次のことを考えておこう
もし、考えに考え抜いて、「やっぱりここは辞めよう」となった時は、当たり前ですが、次の事をある程度は考えてから辞めるようにしましょう。
なぜなら、勢いで辞めてしまっても、あなたを待っているのはただのニートかフリーター生活だからです。
ちなみにニートって僕も経験あるのですが、なかなか辛いですよ。
今までも合わない環境で辛い思いをしていたのに、ニートやフリーターになって社会的地位も低い、親から親戚から小言を言われるって、ただの辛さの上塗りですから。そしてニートやフリーター生活が長引くと、精神的にも社会的にもカムバックするのが難しくなります。
だからまずは、次はどういう方向に進むのかというのをある程度考える事からスタートです。
飛ぶのは辞めよう、礼儀として
そして、いよいよ辞めるとなった時は、礼儀として「飛ぶ」のは辞めましょう。
「飛ぶ」という言葉の意味は、ちゃんとした手続きを踏まずに、周りに何にも言わずに突然消える事です。他に、「バックレ」「ぶっちぎる」という類似表現もあります笑
ちなみに僕も昔、日本の大学から「飛んだ」事のある経験者です笑
留学でも仕事でも、所定の手続きをちゃんと自分の手でやって、正式に辞めましょう。
確かにバックれても正式に辞めても、得られる結果は同じです。ですが、バックレは周りに多大な心配と迷惑をかけます。
いい大人なら、飛ぶのではなくちゃんと、いついつに辞めます、と宣言し、所定の手続きをとってやめるようにしましょう。
まとめ
留学先で、ちゃんと自分にあった場所を選ばなければいけない理由
- 自分よりもレベルが下の場合、油断して学校中退まで追い込まれることも
- 自分のレベルよりも高すぎる場合、思いつめて最悪自殺してしまう人も
- 自分の居場所を間違えることは不幸
留学先が自分に合っていないと感じた時
- 半年間は頑張ってみよう
- 飛ぶのはやめよう、礼儀として
こんな感じです!今から留学行く人や、もうすでに間違えちゃった人、参考にしてみてください!