世界一無駄な留学

金も時間も無駄にした著者が、人生の敗者復活を目論む

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僕が留学生活が途中からつまらないと思ってしまった理由

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どうも〜!




会社で携わっている新業務が楽すぎて、インセンティブも入ってかなりバブルです。留学終わってからずっと仕事が嫌で辛い毎日でしたけど、やっと運が向いてきたかな。




さて今回は、「僕が留学生活が途中からつまらないと思ってしまった理由」についてお話しします。

 


行く前は、あれほど心待ちにしていた留学生活。実際に渡米してからしばらくは、毎日ワクワクして暮らしていました。




しかし、2年ほど経ってからは、僕にとって留学生活はどうしてもつまらないものに思えて仕方なくなりました。




長くいて生活に慣れたからとか、そんな理由ではない何かでした。当時はその感覚はなんとなくとしか感じていませんでしたが、今振り返ると、あ、こういう事だったのか!と腹落ちしたものがあるので、今同じ感覚を抱いている方の参考になればと思います。



 

つまらないと感じた理由


以下に、当時なぜ留学ってもうつまらないな... という感覚を抱いていたのかをあげさせていただきます。



目的を達成してしまったから


1つ目は、もともと高いハードルだと思っていたものをいつのまにか達成してしまっていたからです。




僕はもともと、学歴ロンダリングをするため、そして英語を身につけるために留学を決めました(今思えば、なんと浅はかな理由w)。

 


留学を決めた当初はとても高いハードルだと思っていたので、専門学校へ入ってから留学2年目までは、目標に向けてひた走ってました。




専門学校時代は、こんなレベルの英語じゃ留学中やっていけない!!と思い、TOEFLの参考書を貪り読んでましたし、授業を全身全霊で聞いて一言でも多くの英語表現を頭に入れようと日々過ごしていました。


 

留学してしばらくしてからもその生活は続き、とにかく上で書いた2つの目的を果たすんだ!とばかりに、勉強も英語も頑張ってました。




おかげで、学校の授業で英語に困った事は無いですし、勉強でついていけなかったことなど一度もなかったです。


 

ある日からふと、周りのレベルの低さに嫌気がさし、授業をサボるようになりました。


 

サボってサンフランシスコの街を一人トボトボと歩いていてなんとなくて思いました。


 

「あれ、俺なんで留学したんだっけ…」




そして学歴ロンダリングと英語だった事を思い出し、留学した目的を達成した事に気付きました。




今までゴールに向けてひた走って来て、そのゴールをいつのまにか通り過ぎていたという感じ。ゴールを通り過ぎたら、もう他に目指す場所はありません。


 

そしてその瞬間、元来ニート気質でモラトリアム人間の僕は思いました。「もう頑張らなくていいじゃん」とw


 

ここから徐々に僕の留学生活が破綻していったのはいうまでもありません。

 


もともとの目的を達成した為に、燃え尽きてしまったんですね。

 

海外での将来のビジョンが浮かばなかった


二つ目はコレ、海外で何かやりたいことがあったかというと、特にない事に気がついたんですよね笑




目的を達成後、まっっったく何も考えずに、そこそこ勉強して、酒飲んで、筋トレして、という生活をしていました。




なんかみんな就活で忙しそうだなとは思いつつも、しばらくそのまま生活していましたから、呑気すぎますよね。




一応、帰国してから彼女と同棲したいというゴールだけあって、仕事はなんでも良い、という状態でした。

 


しかし突如彼女と別れる事になってゴールが無くなったので、そこで始めて、「自分は今後何をしたいんだろう??」と考え始めたんですよね。





そして分かったことが、


  • 海外で仕事したいとは思っていないこと
  • 英語のおかげで給料上がったら嬉しいけど、別に英語を使う職業にこだわってはいない
  • そもそも、やりたい仕事とか考えたことがないw


… 以上三点に気がつきましたw

 


よくもまぁこんなに何も考えずにいられたなと思います。本当に、英語と学歴ロンダリングだけ頭がいっぱいで、突っ走ってきちゃったわけですね。




とにかく、海外で何かしたい!というビジョンも浮かばず、アメリカもそこまで好きではなかったので、

 


「目的を達成したから、なんかもうアメリカいる意味ないな…」

 


と思ってしまい、一気に留学生活がつまらなくなりました。



悪い事ではない


せっかく高いお金をつぎ込んでようやくできた留学をつまらないと感じている人もいると思います。罪悪感を感じている人もいたりするかもしれませんね。

 


でも、僕みたいなパターンの人、意外と周りにいます。だから、別にこれって悪い事じゃないと思います。



  • 海外生活に憧れて、ずっと来たい!と思っていたけど、どこか思っていたのと違った
  • 憧れていた留学生活で憧れていた一通りの事をしてしまったので、もう興味は無くなった

 


… 実はこんな感じの意見は多いのです。

 


留学生活をしてしばらくすると、単純に自分の趣味嗜好と海外生活が合致しているかどうかが見えてきます。


 

ずっと海外来たかったから来てみたけど、案外大したことないな… という感覚は、人によってはあって当然ですし、それを感じられただけでも、留学した意味があったってものです。




ちなみに僕の場合は、留学生活の最後のほうは、もう観光さえも興味がないという興味の失せっぷりだったので迷わず帰国を決めました笑

 

留学がつまらないと感じたら


留学生活がつまらないと感じる事はおかしい事ではなく、単純にあなたに合わなかっただけです。

 


留学生活がつまらないと感じたら、やる事やってさっさと帰って来ちゃいましょう。別にこだわる意味もないじゃないですか。

 


あなたが留学している現地の大学生で、あと何年かは拘束される…という場合なら、流石に卒業してから帰って来た方がいいとは思いますが、どうしてもいる意味が分からない、何回考えても分からないレベルだったら、大学卒業もこだわらなくて良いとは思いますが。世の中には大学卒業すらこだわらない人なんてたくさんいるし、偉人てそういう人多いですしね。


 

何回考えてもつまらないというのは、その環境に未来を見出していない証拠です。

 

やるべき事を終えたなら、さっさと見切りをつけてつぎのステージに移行することを考えましょう。